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DX推進 スマホで危険箇所通報、市がシステム導入方針 石巻市議会

 石巻市議会2月定例会は10日、本会議を開き、一般質問を続けた。市はデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に関し、市民がスマートフォンアプリで道路などの危険箇所を通報できるシステムを導入していく考えを示した。

 道路や公園の遊具といったインフラの危険箇所の通報は、現在は電話や市のホームページへの問い合わせで受け付けている。市は4月にツイッターでの運用を始め、今後は無料通信アプリ「LINE(ライン)」の活用も検討する方針。

 市建設部は「職員が現場に行かなくても危険の度合いや補修の優先度を判断でき、迅速な危険箇所の解消につながる」と語った。

 選挙の投票しやすい環境づくりに向けた投票区の再編に関して、市は2024年12月末までに新たな区割りを決め、25年度の選挙から適用する計画を明らかにした。市選管事務局は「従来通り行政区の区域を基本としつつも、投票所まで極端に遠距離になる選挙人を少しでも減らせるよう配慮したい」と述べた。

 昨年7月の参院選で導入した移動投票所は今秋の県議選でも試行する。

 勝又和宣、山口荘一郎、阿部和芳、鈴木良広、桜田誠子の5氏が質問した。

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