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東松島市消防団が「まとい」受章 全国から10団体

受章を報告した桜井団長(右から3人目)と消防団幹部(右側2人)

 東松島市消防団は、3日に開かれた日本消防協会(東京)の定例表彰式で特別表彰「まとい」を受章した。9日に東松島市役所で渥美巌市長らに報告した。

 特別表彰は毎年度、全国2200ある消防団の中から10団体のみに贈られる。受章には協会の表彰旗を授与していることや全国消防操法大会への出場歴など、他の模範となる消防団であることが求められる。

 桜井光悦団長(58)は「諸先輩方が築き上げた功績があって受章できた。これからも市民の安心安全のため精進していきたい」と決意を述べた。受章したまといは今後、市コミュニティセンターのホール展示する予定。

 渥美市長は「自然に恵まれていることは自然災害が発生しやすいということ。地域になくてはならない組織として、これからもまい進してほしい」と話した。

 消防団には現在20~60代の団員604人が所属している。東日本大震災では、避難誘導などに当たった団員8人が殉職した。

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