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雨中の里山で健脚披露 石巻登山マラソン、4年ぶり 県内外から206人

雨の中スタートする選手たち

 石巻市稲井地区の里山を走る第5回「石巻登山マラソン」(実行委員会主催)が26日、石巻緑のハイキングロード特設コースであった。

 県内外から206人が参加。同市大瓜の石巻霊園入り口をスタートし、上品山で折り返すショート(約20キロ)、水沼山で折り返すミドル(約32キロ)、硯上山で折り返すロング(約45キロ)の3部門で競った。

 終始雨が降りしきる中、選手たちは自然に囲まれたコースを懸命に駆け抜けた。ロングの部1位でゴールした仙台市青葉区の会社員志村史雄さん(43)は「天気は悪かったけど道も整備されていて楽しく走れた。晴れれば海が見える所もあるようなので次回は景色も楽しみたい」と話した。

 大会は緑豊かな地域の魅力発信や里山を生かしたスポーツ振興、地域交流を目的に、石巻山の会などの関係者でつくる実行委が2019年に始めた。第2~4回大会は新型コロナウイルスの影響で中止し、4年ぶりに開催された。

 岡良一実行委員長は「大会の中止は選手の皆さんの期待に応えらず残念だったが、やっと開催できた。これからも続けていきたい」と語った。

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