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放課後児童クラブ、大曲小敷地内に新施設完成 新年度の利用予定110人

完成した施設前で記念撮影する関係者
新築された放課後児童クラブで遊ぶ子どもたち

 東松島市が大曲小の校舎改築工事に伴い同校敷地内に整備した「くろまつ放課後児童クラブ」が完成し、27日に現地でお披露目式があった。

 施設は木造2階で延べ床面積は約420平方メートル。児童ホール2室などを備え、定員は130人。総事業費は約1億2600万円。

 預かり時間は平日が放課後から午後7時、土曜日や長期休暇は午前8時~午後7時。社会福祉法人タイケン福祉会が運営し、子どもたちが宿題をしたり遊んだりして過ごす。

 従来は西校舎3階で運営していたが、今後北校舎を建て替えて西校舎を解体する改築工事を予定しているため、学校の敷地内か隣接地に整備する市の方針に基づき新たに施設を設けた。新年度は110人が利用する予定。

 お披露目式には児童や地域の関係者ら約90人が参加。渥美巌市長は「子どもたちの学びや遊びの場になり、保護者は安心して預けられると思う。地域の皆さんにも愛される施設になってほしい」とあいさつした。

 4年の石山洋太朗君(10)は「前より広くなったのでボール遊びなどできることを考えたい。ここでまた友達と楽しい思い出をつくりたい」と話した。

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