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楽しく日本語習得 石巻・みなと荘教室が開講 ベトナムなど4カ国16人受講

関係者に1年間の抱負を語る受講生

 石巻地方に住む外国人を対象にした「楽しい日本語教室」(国際サークル友好21主催)の開講式が9日、市総合福祉会館みなと荘で開かれた。来年3月まで開かれる学習会やイベントに参加し、日本語や日本文化などを学ぶ。

 本年度はベトナムやフィリピンなど4カ国から16人が受講を申し込んだ。水産業、建設業といった仕事や家事、育児の合間をみて参加する。国際サークル友好21の三川小夜子代表世話人が「覚えることが多く大変だと思うが、楽しく学んで石巻を好きになってほしい」とエールを送った。

 受講者は自己紹介をしながら抱負を語った。昨年8月に来日し、建設業のマウラナ・アフヤルブルバさん(23)=インドネシア出身=は「日本語能力試験のN3に合格することが目標。仕事でコミュニケーションがスムーズに取れるようになりたい」と意気込んだ。

 みなと荘では毎月第2、4日曜日に日本人講師の指導で勉強を重ねる。イチゴ狩りやクリスマス会、書き初めなど、季節の行事も行う。

 17日には石巻市かわまち交流センターを会場とした日本語教室(毎週月曜日開催)の開講式があり、12カ国19人が参加する予定。

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