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チューリップ見頃 4000株、東松島・関の内三自治会で植え付け

関の内地区センターで色とりどりの花を咲かせるチューリップ

 東松島市矢本の関の内地区センター周辺で、住民たちが植えたチューリップの花が見頃を迎えている。敷地やセンター前の通称「しらかし通り」沿いに計約4000株が植えられ、ピンクや赤、黄色といった色とりどりの花が咲き誇る。

 チューリップの栽培は2014年11月、住民有志による「関の内さくらの会」が、センター近くにあった東日本大震災の仮設住宅に住む被災者らに心を癒やしてもらおうと始めた。

 現在は関の内三自治会が活動を引き継ぎ、毎年住民たちが球根の植え替え作業に取り組む。新型コロナウイルスの流行後は自治会役員らが少人数で作業を続けていたが、昨年は約50人が参加し、1000株を植え替えた。

 今年は例年より1週間ほど早く開花した。まだつぼみの株もあり、来週いっぱいまで花を楽しめそうだという。丹隆義会長(77)は「毎年楽しみにしてくれる人がいる。花を見て喜んでもらいたい」と話した。

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