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こいのぼり、雄勝の空に泳ぐ 住民ら4カ所で掲揚

道の駅「硯上の里おがつ」など、雄勝地区内4カ所にこいのぼりが掲揚された

 石巻市雄勝地区の住民有志らが15日、大須埼灯台や道の駅「硯上の里おがつ」など地区内4カ所にこいのぼり計約60匹を掲げた。5月末まで掲揚する。

 市雄勝診療所元所長で医師の小倉健一郎さん=神奈川県小田原市=らがつくる「雄勝に鯉(こい)のぼりをあげる会」が主催した。東日本大震災で壊滅的な被害を受けた雄勝地区の子どもたちや住民を元気づけようと、2012年から継続。こいのぼりは趣旨に賛同した長野県小諸市、同県茅野市などから寄付を受けている。

 小倉さんや神奈川県、東京、名古屋市などから駆け付けた有志、地域住民ら計約20人が集まり、大須埼灯台と道の駅の駐車場にこいのぼりを上げた。

 小倉さんは「地元の協力のおかげで長年続いている。復興が進んだ景色の中で掲揚するのも感慨深い。雄勝で泳ぐ親子のこいのぼりを眺めてもらいたい」と話した。

 清掃活動などに取り組む「大須灯台(ともしび)会」の小松英雄会長(84)は「灯台付近は適度に風もあり、生き生きと泳いでくれている。より多くの人に足を運んでもらえるきっかけになれば」と期待した。

 こいのぼりは雄勝観光物産交流館内、雄勝地区震災慰霊公園にも掲げた。

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