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段ボールベッド「組み立て簡単」 石巻で減災ウイーク

完成した段ボールベッドの寝心地を確かめる親子

 防災グッズの使い方などを学ぶイベント「親子で学ぼう!減災ウイーク」が、石巻市門脇町4丁目の東日本大震災遺構「門脇小」で開かれている。7日まで。

 4日は段ボールベッドの組み立て体験があった。1日3回実施し、午後1時半からの回には3組5人が参加。ブルーシートを敷いた床と段ボールベッドの寝心地を比べた後、5トンの重さに耐えられる簡易タイプの段ボールベッドを2人1組で組み立てた。間仕切りになるパーツを組み替えて頭部に差す光を遮る組み立て方も試した。

 参加した上山巻大(まきだい)君(9)=東京都練馬区=は「難しいと思っていたけど、意外と簡単だった」と笑顔を見せた。下村圭さん(14)=同文京区=は「予想以上に強度があって驚いた。自分でカスタマイズできて使いやすい」と感心していた。

 門脇小スタッフの石垣武さん(41)は「震災のことを親が子に伝え、災害の備えを話し合うきっかけにしてほしい」と期待した。

 期間中は災害時の行動を疑似体験できるスタンプラリーを実施。5日は減災絵本の読み聞かせと防災グッズ体験もあった。段ボールベッド体験は6日も午前11時、午後1時半、午後3時から開く。各回定員20人。連絡先は門脇小0225(98)8630。

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