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児童、政策見極め模擬投票 石巻小で出前講座 石巻市選管

模擬投票を体験する6年生  

 将来の有権者である児童に選挙や政治に関心を持ってもらおうと、石巻市選管は8日、小学校を対象とした初の出前講座を石巻小(児童285人)で開いた。

 6年生の社会科の授業の一環として、1組(28人)と2組(29人)の児童を対象に実施。市選管事務局職員が講師を務め、2016年に導入された18歳選挙権や選挙の方法などを説明したほか、投票依頼に関するクイズを出題した。

 児童は4人が立候補した市長選の模擬投票を体験。教室内に投票所を作り、記載台で自分の考えに合う候補者名を記入し、投票箱に一票を投じた。

 投票管理者を斎藤洋一選管委員長、立会人を志摩成子委員が務めた。開票の結果、2組の当選者は10票を獲得した男性(70)。「働きやすい環境を整え、給料を上げる」を公約にした。

 阿部桃葉さん(11)は「選挙の大切さが分かった。18歳になったら投票に行く」と話した。

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