米国生まれ「スナックゴルフ」を体験 児童や保護者ら、プロの指導で楽しむ 石巻
ゴルフの用具やルールを簡略化した米国生まれのニュースポーツ「スナッグゴルフ」の体験会が7日、石巻市総合体育館で開かれた。一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)=東京=が主催。石巻市を中心とした県内の小学生と保護者ら約60人が参加し、プロゴルファーの指導を受けながら競技に親しんだ。
スナッグゴルフはアイアンとパターを模したプラスチック製のクラブと、軟らかいボールを使う。子どもでも簡単に競技に触れることができるため、近年は小学校の体育の授業に取り入れている自治体もある。
参加者はJGTOの青木功会長のほか、ともに東北福祉大出身の金谷拓実と米沢蓮、杉原大河の3選手からクラブの握り方やフォームを教わった。基本動作の確認後は得点を競うゲームなども楽しんだ。
同市広渕小5年の高橋優人君(10)は「プロからアドバイスをもらってうまく打つことができた」と話し、同小2年で弟の寛人君(7)も「ゲームでたくさん得点できてうれしかった」と喜んだ。
JGTOでは若年層のゴルフ人口拡大や、東日本大震災からの復興支援を目的に、2014年から石巻地方の小学校や自治体に用具セットを寄贈。今年1月にはNPO法人石巻市スポーツ協会と市内6小学校に贈った。
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