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災害時のガス復旧に力 石巻市と石巻ガス、土地利用などで協定

協定に署名した青木社長(右)と斎藤市長

 石巻市と石巻ガスは8日、災害発生時の迅速なガス設備復旧に向け、情報共有と平時からの連携に関する協定を結んだ。

 協定では建物や道路、ガス設備などの被害状況を両者で共有する。石巻ガスは復旧作業の際に、市の施設を駐車場や資材置き場などとして借用できる。平時からも災害に備えた連絡体制を構築する。

 市防災センターで同日、締結式があり、関係者約10人が出席した。斎藤正美市長は「ガスの停止は市民生活や企業活動に大きな影響が及ぶ。協定は心強い」と述べ、青木八州社長は「少しでも早くインフラ復旧できるような体制をつくっていきたい」と語った。

 石巻ガスは旧石巻市内の約1万100世帯に都市ガスを供給している。東日本大震災では製造工場や本社が津波で被災。大阪ガスなどの協力を得て、2011年5月17日に供給エリアの復旧工事が完了した。

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