グラウンドに歓声響く 石巻地方・中学校で運動会 女川中、保護者も参加
石巻地方の多くの中学校で13日、運動会が開かれ、リレーや綱引きのほか、各校の伝統や地域性を生かした種目を繰り広げた。
女川町女川中(生徒101人)は「We are the one 最高の仲間とともに」のテーマで実施。午前中で終わるプログラムで、赤青の2組に分かれて競った。
熊谷雅幸校長が「新型コロナウイルスの影響でつらいこともあったと思うが、今日は思い切り声を出して仲間と楽しく過ごしてほしい」とあいさつ。共に3年の青木恒清さんと阿部優斗さんが選手宣誓し、健闘を誓った。
1年生と教職員で競うリレーのほか、学年ごとに保護者らとチームを組んだ玉入れなどの種目を実施。最後は恒例となっている地元のオリジナルダンス「さんまDEサンバ」も踊った。
3年の金沢泰河さんは「地域全体で良い思い出にすることができた。この一体感を卒業するまでにある他の行事にも生かしていきたい」と話した。
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