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小さな自然、150点並ぶ 4年ぶり「春の小品盆栽と山野草展」 きょうまで・石巻

個性豊かな作品を観賞する来場者

 石巻小品盆栽と山野草会の第26回「春の小品盆栽と山野草展」が20日、石巻市渡波の黄金浜会館で始まった。21日まで。

 新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに開催し、会員33人のうち10人の作品約150点を展示している。樹高20センチ以下の小品盆栽はクロマツやゴヨウマツが並び、山野草はツツジやサツキが濃いピンク色の花を咲かせて会場を彩る。

 観賞に訪れた80代男性は「圧巻だ。ここまで小さく仕上げるのは至難の業」としみじみと話した。

 会長の松本惇さん(84)=同市錦町=は「小品盆栽は針金などを使って、自然の中で育った樹木を小さくしたかのように仕上げる。やり過ぎると人工的になるので加減が大切」と語った。

 午前9時~午後3時。入場無料。盆栽と鉢植えの草花の販売も行っている。

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