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こどもみこし、初登場 春の例大祭を盛り上げ 東松島・大曲五十鈴神社

こどもみこしを担ぐ小中学生

 東松島市大曲の大曲五十鈴神社で13日、春の例大祭があった。露店やステージイベントに加え、「こどもみこし」を初めて実施。大曲地区の学校に通う小中学生がみこしを担ぎ、祭りを盛り上げた。

 当日に飛び入り参加した子どもを合わせて約50人がみこしを担いだ。神社境内を20分ほど練り歩き、五穀豊穣(ほうじょう)を願った。

 上納自治会の鎌田司郎会長(73)は「東日本大震災前は神事のみの堅い行事だったが、震災後は次の世代に伝統行事を知って引き継いでもらうために、若い人や子ども向けのイベントとして力を入れている」と説明。「大曲地区の知名度を上げるとともに、伝統行事に触れる機会。地域への誇りを持ってほしい」と語った。

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