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野生生物保護啓発 北上小4年生が植栽 小鳥さえずる餌木に育って

1本ずつ丁寧に苗木を植える児童ら

 県教委から愛鳥モデル推進校の指定を受けている石巻市北上小(児童73人)で24日、4年生の児童15人が餌木の苗木を校庭の花壇に植樹した。野生生物の保護意識を高めてもらう活動の一環。

 児童は野鳥が好む実を付けるナンテンとナナカマド、ムラサキシキブの苗木を2本ずつ植えた。花壇は県東部地方振興事務所の職員らのサポートを受け、樹木が育ちやすいように土壌を事前に整備した。

 植樹後、児童は双眼鏡やフィールドスコープを使ってツバメやトンビなど、校舎周辺に飛来する野鳥を観察した。

 土田凜さん(9)は「植樹は貴重な体験で楽しかった。北上地区を訪れる野鳥の種類がもっと増えてほしい」と話した。

 同校は前年度から2年間、モデル推進校の指定を受けている。

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