本の楽しさ伝えたい 女川で「子ども司書養成講座」、4人が受講
女川町教委が主催する子ども司書養成講座が20日、町生涯学習センターで始まった。本年度は女川小の4年生1人、5年生3人の計4人が受講。町役場にある「女川つながる図書館」に置く本を選んだり、貸し出し作業を手伝ったりすることで、読書の楽しさを知ってもらう。
初日は開講式があり、平塚隆教育長が「司書の仕事を体験し、覚えたことを家族や友人に伝えてほしい。本を好きになり、地域のリーダーとして活躍することを期待する」と話した。
受講する児童は保護者らを前に「みんなの前で読み聞かせをやってみたい」「県図書館(仙台市泉区)の訪問が待ち遠しい」などと、意気込みや楽しみにしていることを発表した。
養成講座は2012年度にスタート。これまでに60人が子ども司書の認定を受けた。本年度は11月まで、好きな本の魅力を伝え合う書評合戦「ビブリオバトル」など10講座を開く。
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