棟方志功の板画など美術品150点 石巻で掘り出し市 10日まで
著名作家の絵画や版画、陶器作品などを相場の3~7割引きで販売する美術品の掘り出し市が、石巻市開成の市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)で始まった。10日まで。
平山郁夫のリトグラフや棟方志功の板画、中島千波の日本画など、人気作家が手がけた約150点が並ぶ。題材は人物から日本の風景、バラやハス、サクラといった花木など幅広く、名匠の技巧が光る作品を楽しめる。
掘り出し市は美術品を扱う仙台市若林区の「かざはな」が主催する。担当者は「いろんなジャンルの作品がそろって見応えがあるので、気軽に足を運んでほしい」と話した。
例年会場にする同市駅前北通り2丁目のナリサワ・カルチャーギャラリーが改装中のため、市複合文化施設で開催した。入場無料。時間は午前10時~午後5時(10日は午後4時まで)。
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