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豪雨への備え万全に 若手消防団員ら訓練 石巻市

水防技術指導員(手前)に土のうの作り方を教わる消防団員ら

 石巻市と市消防団は18日、本年度の水防訓練を市河北総合センター近くの新北上川左岸河川敷で実施した。

 消防団員のうち、所属期間が5年未満の若手を中心に約120人が参加。約30人ずつの4グループに分かれ、土のうの作り方や積み方、救助などに使う縄の結び方などを訓練した。消防職員から講習を受けた水防技術指導員が各グループに2~4人ずつ配置され、団員らを丁寧に指導した。

 後藤嘉則水防団長(消防団長)は、水害の被害が近年甚大化していることに触れ「被害を最小限にし、公共の安全を守る使命がある。必要となった場合速やかに水防活動に取り組むように」と訓示した。

 訓練後、斉藤喜浩北上川下流河川事務所長は「的確で機敏な基礎訓練で、有意義だった。引き続き技術の研さんに努めてほしい」と講評した。

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