友好の「佐藤錦」、今年も 東根から東松島へ1100人分
東松島市の子どもたちに友好都市の東根市から特産のサクランボ「佐藤錦」が届き、東松島市矢本東保育所(園児107人)で20日、贈呈式があった。
サクランボの寄贈は東日本大震災後に始まり、今年で12回目。東根市と市観光物産協会観光果樹部会、市認定農業者の会から保育所や幼稚園、障害児施設など計16施設に約63キロ(約1100人分)が贈られた。
贈呈式には年長児22人や東根市の佐藤慎司総務部長らが出席。佐藤総務部長は「みんなのように外でお日様をいっぱい浴びたまっ赤なサクランボをおなかいっぱい食べてください」、東松島市の小山修副市長は「おいしい甘いサクランボを頂いた。みんなで仲良く食べて」と呼びかけた。
園児らはお礼に歌を披露した。佐藤総務部長から代表して受け取った高野詩麻ちゃん(5)は「サクランボはピカピカしていた」、門馬加穏ちゃん(5)は「100個食べたいぐらい好き」と笑顔だった。
両市は2011年12月に友好都市を締結した。贈呈式は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに開かれた。
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