閉じる

石巻川開き祭り 花火大会観覧席、きょう先行発売 6種類1600人分を用意

花火の有料観覧席が設けられる河川敷

 今夏で100回目を迎える石巻川開き祭りの実行委員会は28日、8月5日に開催する花火大会の有料観覧席の先行販売を始める。今年は東日本大震災以前の会場だった北上川の開北橋下流で実施し、東北有数の規模が復活する。観覧席も大幅に増やし、6種類の計約1300人分を用意した。

 観覧席は右岸の河川敷と堤防上のサイクリングロードに設ける。個人向けは、サイドテーブル付き折り畳み椅子のAエリア(400席)が6000円、パイプ椅子のCエリア(200席)が4000円。

 いずれも定員4人のグループ向けは、長テーブル1台とパイプ椅子4脚のBエリア(108区画)が2万円、2メートル四方のスペースのDエリア(50区画)が3万円。サイクリングロードに設けるカメラ撮影席(20区画、定員1人)は2万円、車いすエリア(20区画、介助者2人含め定員3人)は1万円。

 無料観覧エリアは堤防の内陸側に設ける。有料駐車場は石巻市総合運動公園に500台、同市東中里1丁目の県石巻合同庁舎跡地に300台分を確保する。1台2000円。

 先行販売は石巻商工会議所窓口で28日午前9時から、一部チケットを現金販売する。7月1日からはチケットぴあでも購入でき、クラウドファンディングの返礼品にも設定する。

 花火大会は祭り2日目の5日午後7時40分から。尺玉やジャンボスターマイン、ナイアガラなどを含め約1万6000発を打ち上げる予定。

 連絡先は実行委(石巻商工会議所内)0225(22)0145。

関連リンク

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫

ライブカメラ