石巻青果・7月の市況見通し>キュウリ、露地へ 桃の生育が良好
【野菜】
キャベツは県内・群馬産が中心で、県内産は中旬ごろ終了。長ネギは茨城産を中心に夏ネギが入る。キュウリは県内産の促成栽培が終了し、福島産の露地物が早まる見通し。ナスは高知産が上旬まで、中旬から群馬産中心に入荷。
トマトは中旬から北海道産が入り、県内産は夏秋に切り替わる。ホウレンソウなどの葉物は高温と梅雨時期が重なり減少。新玉ネギは兵庫産、新バレイショは茨城・千葉産が中心。
【果実】
桃は山梨・福島産中心で、生育良好。福島産あかつきが下旬ごろピークを向かえる。スイカは中旬まで千葉産、下旬に山形産に切り替わり、入荷量は平年並み。青肉メロン、赤肉メロンは共に千葉産のタカミメロンの販売となる。
シャインマスカット、巨峰は栃木・山梨産のハウス物が中心。入荷量はシャインマスカットが平年以上、巨峰が平年並み。山形産デラウェアは生産者の減少により入荷量が減少。輸入品はシトラス、バナナ、キウイなど順調に入る。
関連リンク
- ・石巻青果・6月の市況見通し>高知産ナスが終盤 モモ、山梨産中心(2023年6月6日)
- ・石巻税務署管内路線価 横ばい傾向変わらず 工業港曽波神通り、12年連続トップ
- ・網地島に新しい命、地区内で20年以上ぶり 阿部維吹ちゃん、すくすく
- ・被災県の未来、復興相と探る 石巻・イトナブ古山さん「地方に学びの場を」
- ・「祈念公園の利用ルール、明確化課題」 参加型運営協合同部会で議論