豪雨に備え 北上川下流河川事務所、水防団体ら合同巡視
梅雨や台風などに備え、北上川下流河川事務所は6月11日から30日まで、消防団など水防関係団体とともに地域の重要水防箇所を巡視した。洪水時に水位が堤防を上回るなど被災経験がある地点を中心に、東松島市の鳴瀬川や石巻市の北上川などを点検した。
29日は石巻市北上地区の水防倉庫や月浜第1水門など3カ所を巡視し、消防団員や市、県の職員ら11人が参加した。倉庫の鍵の保管場所や水門の自動閉鎖システムの運用状況など、水防活動を行うための情報を共有した。
小嶋光博副所長は「近年は異常気象で大きな出水が県内で続いている。次の災害に備え、関係機関で連帯していきたい」と述べた。
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