「計算、速くなった」　おながわ放課後楽校で特別講座　暗算学ぶ

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　女川町女川小（児童２１４人）で６月１３、１５、１６日の３日間、町教委が展開する「おながわ放課後楽校」の特別講座「暗算名人に挑戦」があった。児童が暗算方法を習い、実際に問題を解いたり互いに教え合ったりして理解を深めた。

　対象は３～６年生で、３日間で計１８人が参加した。講座は暗算の教本を基に指導。最終日は初日に参加した６年生が下級生に暗算方法を教えた。講師が「分かった人」と呼びかけると、児童たちは元気に挙手し、大きな声で答え合わせをした。

　初日と最終日に参加した６年の伊藤京哉君（１１）は「もっと計算が速くなりたくて参加した。新しい暗算の仕方を知ったので、授業で問題を解いて他の人に教えたい」と話した。

　町教委の坂本忠厚教育指導員は「このやり方だけが正しいわけではない。新しい計算方法に触れるきっかけにしてほしい」と語った。