石巻川開き祭り 桃生でカウントダウン花火 牡鹿は15日 22日雄勝、29日北上
今夏で100回目を迎える石巻川開き祭りを盛り上げようと、石巻観光協会は8日、石巻市内の旧町地区4カ所を巡る「カウントダウン花火」を石巻市桃生地区の植立山公園で始めた。
午後7時半ごろから約10分間、3号玉など127発が次々と打ち上げられた。断続的に降っていた雨は打ち上げ時間にはほぼやみ、夜空を彩る花火を家族連れなどが楽しんだ。
カウントダウン花火は川開き祭りまでの毎週土曜に開催する。8日は桃生、河南地区の花火を実施した。
石巻観光協会の後藤宗徳会長は「直前まで降っていた雨がやんで良かった。合併で石巻は大きくなったが、全市の祭りとして一体感を生みたいと思い企画した。みんなが自分たちの祭りと感じられるように盛り上げていきたい」と語った。
15日は牡鹿地区の花火は鮎川港で、22日は雄勝地区は雄勝港で、29日は北上、河北地区は北上地区多目的広場で打ち上げる。時間はいずれも午後7時半から約10分間の予定。荒天時は翌日に延期する。
4カ所を回りスタンプを集めた人を対象に、抽選で石巻おでんなど地場産品の詰め合わせを贈るスタンプラリーも開催している。
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