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息もピッタリ 親子が主役、夏の運動会 女川会場に330人集う

風船をパスし合いながらゴールを目指す親子ら

 町内外の親子に運動に親しんでもらうイベント「女川町夏の運動会」が9日、町総合体育館であり、会場は多彩な種目に挑戦する参加者の笑顔と歓声であふれた。

 石巻地方を中心に仙台市、柴田町などから0歳~小学3年生と保護者ら合わせて約330人が参加。ボールや風船をパスし合いながらゴールを目指す「親子でアラカルト競争」や、1歳以下が対象の「ハイハイ・よちよちレース」など多彩な9種目を楽しんだ。全員リレーでは年少~小学3年生全員が白熱した戦いを繰り広げ、盛んな声援が送られた。

 石巻市蛇田小2年の斎藤想太君(7)は「かけっこでみんなと勝負したのが楽しかった。速く走れた」と笑顔を見せた。母の友紀さん(44)は「初めて参加した。子どもが一番楽しそうにやっていて刺激になる」と話した。

 スポーツプログラムと健康づくり事業を展開する会社つなぐ(女川町大原)が、子どもが一堂に集まって運動する機会が減ったことから今年2月に続いて企画した。

 原田直信(なおとし)社長(33)は「運動によって得られた成功体験で、子どもたちの自己肯定感を高めたい。冬ごろに同規模でまた開催したい」と語った。

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