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子ども主体でイベント企画 東松島で会議 豊かな発想、提案続々

グループで意見を出し合う参加者ら

 小学生から高校生で構成する実行委員が中心となってイベントを企画する取り組み「キミノいろどり」(NPO法人いろどり・みんなのみち主催)の実行委員説明会と第1回企画会議が9日、東松島市矢本西市民センターであった。

 市内の園児~中学1年生の計13人が参加した。取り組みの説明を受けた後、それぞれが呼ばれたいニックネームを名札に書いて付け、自己紹介した。

 キミノいろどりは、子どもが主体となってこども作品展やおばけ屋敷などを企画、開催する。企画会議では3グループに分かれ、8月の合宿で実施するお楽しみ会の内容と、作品展で表彰する賞の名前について案を出し合った。

 お楽しみ会ではサンドアートや花火といったさまざまなアイデアが挙がった。矢本西小2年の平間恒凱(こうが)君(8)は「塩づくりをやってみたい。作りたての塩はほんのり甘いので、おむすびにかけて食べたい」と提案した。

 作品展の賞の名前では「きれいで賞」「フレスコキクチ賞」など約40個の案が出た。実現可能かを確かめた上で次回以降の会議で決める。

 いろどり・みんなのみちの浅野和久代表は「想像以上に子どもたちからいろんなアイデアが出た」と手応えを語った。

 次回会議は22日午後1時から。現在も参加者を募集している。連絡先は浅野さん080(6556)9103。

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