市民の健康づくり推進へ 石巻市、カーブスジャパンと協定
石巻市とフィットネス施設を展開する「カーブスジャパン」(東京)は11日、市民の健康づくりの推進に関する包括連携協定を結んだ。同社が東北の自治体と協定を結ぶのは初めて。
協定には健康づくりイベントの実施や市民に対する啓発活動、特定健診やがん検診の受診推奨など6項目を盛り込んだ。具体的には、カーブスの健康アドバイザーによる講演や検診受診を促すチラシの配布活動などを計画する。
市防災センターで締結式があり、斎藤正美市長は「介護予防や健康寿命延伸に相互連携で取り組めることは心強い」とあいさつ。カーブスの斎藤光常務執行役員は「健康習慣を根付かせ、健康寿命を延ばして豊かな人生を歩んでもらえる未来を一緒につくりたい」と述べた。
カーブスは女性専用のフィットネス施設を全国で約1960店舗展開。市内では井上(石巻市大街道東1丁目)がフランチャイズで3店を運営しており、18日には全国17カ所目となる男性専用店もオープンする。男女ともに健康づくりを後押しできる体制が整ったことから、市に協定締結を提案した。
関連リンク
- ・「大川小訪れる契機に」 津波で今も行方不明、巴那さんのランドセルを出張展示 石巻・MEET門脇
- ・県内の学校給食費を無償に 市民グループ、石巻駅前で署名活動
- ・高校野球宮城大会・1回戦 石巻好文館、利府に大敗
- ・子ども主体でイベント企画 東松島で会議 豊かな発想、提案続々
- ・トウモロコシの生育順調 やもと生産組合が査定会