閉じる

色彩模様いしのまき <緑> 喉に、街に 爽やかな風を ホップ(石巻市北上町)

収穫を待つホップの毬花。ひもに巻き付いたつるが何本も並び、緑色のカーテンのように見える

 5メートルほどの高さに伸びたひもにつるが絡み、緑色のカーテンのように連なる。石巻市北上町で育つホップが収穫期を迎えた。

 ホップはビールの主原料の一つで、一般社団法人イシノマキ・ファームが北上町の畑2カ所で栽培する。収穫は例年7月下旬ごろに始まり、2週間から10日ほど。毬花(きゅうか)が膨らみ色が濃くなると収穫に適した状態だという。栽培は7年目を迎え、今年の収量は約100キロを見込む。

 自社醸造するクラフトビール「巻風エール」や金華塩などとブレンドした「巻風ホップソルト」に使用される。巻風エールは市中心部の旧映画館を改装した醸造所で製造。新たな特産品として注目され、街中ににぎわいを創出していく。

関連リンク

関連タグ

最新写真特集

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告、休刊日などについては、こちらのサイトをご覧ください

ライブカメラ