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市の仕事、身近に 石巻市が親子市政教室 建設中の橋を歩き、見学

工事中の七窪蛇田線を渡る参加者たち

 石巻市は22日、市内の小学生と保護者を対象にした市政教室「夏休み親子ふるさと魅力発見隊」を開いた。参加者は市防災センターや都市計画道路の建設現場、東日本大震災遺構「門脇小」などを巡り、市役所の仕事や地域の魅力に理解を深めた。

 親子を対象とした市政教室は2014年以来、9年ぶり。1~6年の児童と保護者7組18人が参加した。

 市役所では、斎藤正美市長を訪問。市防災センターに移動し、防災行政無線を流す無線室や災害時に対策本部を置く「シミュレーション室」など、普段は一部の職員しか入れない施設を見学した。

 本年度中の開通を目指す都市計画道路「七窪蛇田線」の工事現場では、約290メートルの橋を山下地区から中里地区側へ歩いて渡り、完成前にしか見られない景色を楽しんだ。七窪蛇田線にまつわるクイズもあり、楽しみながら知識を深めた。

 鹿妻小2年の阿部裕大君(7)と母の真澄さん(47)は「工事中の橋を渡る機会はなかなかないので、いい体験になった。市の仕事を少し身近に感じた」と振り返った。

 親子市政教室は29日にも予定している。

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