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甘み上々 赤いトウモロコシ、初収穫 耕作放棄地を活用 東松島

収穫期を迎え赤く色づいた大和ルージュと高橋社長

 太陽光発電システムの販売・施工会社「セラウェーブ」(東京)は、東松島市赤井鷲塚の同社敷地で、粒が赤いトウモロコシ「大和ルージュ」の収穫を始めた。同社によると同品種の収穫は全国的にも珍しく、東北では初めてとみられる。

 大和ルージュは奈良県天理市の種苗メーカーの新品種で、赤いスイートコーンとしては国内で初めて開発された。ポリフェノールの一種のアントシアニンが豊富で粒が赤く、糖度は16度ほど。同社は5、6月の2回種をまき、24日から試験的に収穫している。

 耕作放棄地だった敷地を活用するとともに、農地を利用した営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)に適した付加価値の高い作物として栽培を始めた。今季は約200平方メートルの畑で900~1000本ほどの収穫を見込む。

 ゆでると色が抜けるため電子レンジでの加熱が適する。赤飯のように色づくトウモロコシご飯もお薦めという。高橋実社長は「天候に恵まれ初収穫にしては上出来。好評なら作付け量を増やしたい」と話す。

 8月2日から数量限定で予約販売する。予約受け付けは31日から。5本1500円、10本3000円。5本は1本、10本は2本サービスする。連絡先は東松島支店0225(83)8650=平日午前10時~午後5時。

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