ボーイスカウト国際大会、来月・韓国　石巻から参加の４人、市長に抱負

　８月１～１２日に韓国のセマングムで開催されるボーイスカウト世界最大のキャンプ大会「第２５回世界スカウトジャンボリー」に、日本ボーイスカウト県連盟石巻地区協議会の中高生４人が日本派遣団の一員として参加する。関係者が２７日、石巻市役所を訪れ、斎藤正美市長に報告した。

　大会は世界スカウト機構が主催し、４年に１度開かれる。今回のテーマは「Ｄｒａｗ　ｙｏｕｒ　Ｄｒｅａｍ！（あなたの夢を描こう）」。世界１７３の国・地域から５万人が参加し、交流を深め、会場の広大な自然を生かしたさまざまなプログラムを体験する。

　日本派遣団は１５９７人。県内は１６人で、石巻地区からは石巻高２年大場一輝さん（１６）、石巻好文館高１年野村宗太さん（１５）、小牛田農林高１年安藤雛さん（１５）、石巻中２年内海七那さん（１４）の４人が参加する。

　大場さんは「海外での経験を学業と将来に生かしたい」、野村さんは「外国の人とのコミュニケーションにチャレンジしたい」と意気込みを語った。安藤さんは「これからの人生に役立つよう、楽しんできたい」、内海さんは「海外の友達をつくり、その国に遊びに行きたい」とそれぞれ抱負を述べた。

　斎藤市長は「堂々と世界の人たちと交流し、多くの友達をつくり、人生のプラスにしてほしい」と励ました。