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秋田大雨被害 石巻市、職員4人を派遣 「震災支援への恩返しを」

斎藤市長(右)から職務命令書の交付を受ける職員

 石巻市は記録的な大雨で甚大な被害を受けた秋田市に職員4人を派遣することを決め、28日に派遣職員への職務命令書交付式を市役所で開いた。31日から8月14日まで1週間交代で2人ずつ派遣し、現地で被災家屋の調査などに携わる。

 派遣されるのは納税課の五島祐悦課長補佐(47)、管財課の鈴木孝幸主幹兼管財係長(46)、資産税課の平塚正人家屋係長(46)、同課の杉山智浩主任主事(48)。

 秋田市からは東日本大震災の復興支援で、2011~20年度に応援職員延べ14人の派遣を受けた。斎藤正美市長は「震災の時に受けた多大な支援の恩返しをしたい。暑い中だが、石巻の代表として頑張ってきてほしい」と激励した。

 鈴木主幹は取材に「震災時の恩返しとなるよう、自分たちにできることを精いっぱい頑張ってきたい」と語った。

 市は、同じく大雨で甚大な被害を受けた秋田県五城目町に、所有する油圧シャベルとスライドダンプ各1台を貸し出す。危機対策課の職員が30日に現地へ届ける予定。

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