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いしのまき政策コンテスト 高校・大学生8チームが始動 顔合わせ兼ね施設巡り

市複合文化施設など各施設を回って地域を学んだ研修会

 次世代を担う若者が石巻市の将来の在り方を提言する本年度の「いしのまき政策コンテスト」が始動した。参加者の顔合わせを兼ねた研修会が市内であり、地域の文化や農漁業に関わる施設を巡った。

 市と一般社団法人石巻青年会議所でつくる実行委員会が主催。テーマは「10年後に住みたい石巻はこれだ!-いしのまきを稼げるまちに」で、市内の高校生と大学生計38人が8チームに分かれ、斬新かつ現実的な政策を立案する。

 7月29日にあった研修会では同市釜谷の農業生産会社「デ・リーフデ大川」や、同市開成の市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)を訪れ、担当者から事業内容や施設の概要を聞いた。参加者はメモを取ったり写真を撮影したりして地域への理解を深めた。

 今後はチームごとに政策を検討し、8月26日、10月1日にそれぞれ中間報告する。完成した政策は同29日、市民の前で発表する。

 コンテスト開催は新型コロナウイルスの影響で4年ぶり。市の担当者は「政策の立案を通して石巻をよく知ってほしい」と話した。

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