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身元不明者ら351人の冥福祈る 石巻署、霊安室で慰霊祭

順に焼香し合掌する署員ら

 石巻署は3日、交通死亡事故や不慮の事故や事件、病気などで亡くなった犠牲者を供養する慰霊祭を署の霊安室前で行った。この1年間に霊安室に安置された人たちの冥福を祈った。

 石巻市南境の金蔵寺の渡辺秀彦住職らが読経し、手島俊明署長ら署員約30人が参列した。署員らは読経に合わせ合掌、焼香した。

 霊安室は事件や事故に巻き込まれた遺体を一時的に安置する。署によると、昨年8月4日から今年8月2日までに351人を安置した。内訳は交通死亡事故が2人、身元不明者を含む変死が349人だった。

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