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真夏日、石巻で年間22日 50年ぶりに最多更新 熱帯夜も9日

猛暑の中で開催された石巻川開き祭り。照り付ける日差しが陸上パレード出演者を苦しめた=6日

 石巻市で最高気温30度以上の真夏日となったのが11日で年間22日となり、仙台管区気象台が統計を取る1887年以来の年間最多日数を50年ぶりに更新したことが分かった。

 石巻は今年、6月18日に最高30.1度で初の真夏日を観測。7月中旬以降に暑さが本格化し、25日から8月11日までの18日間は、29.9度だった3日を除き全て30度を超えた。最も暑かったのは35度以上の猛暑日に唯一なった7月26日の35.1度。

 これまで真夏日の年間日数が最多だったのは1973年の21日。1894年の20日、2010年の19日が続いていた。

 石巻は今年、熱帯夜で最低気温が25度以上だった日数も9日に達し、これまで最多だった12年と20年の5日から倍増している。7月の平均気温25.3度も過去最高だった。

 12日の最高気温は午後5時現在、29.7度(午前10時15分)だった。今後1週間は天気が崩れる日はあるものの、県東部の最高気温は連日30度以上が予想されている。

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