中心街の活性化、小中高生が提案「まきトーーーク」 石巻市長を訪問
石巻市子どもセンター「らいつ」(石巻市立町1丁目)を利用する小中高校生が8日、斎藤正美市長に、より暮らしやすい町の実現に向けて考えを発表した。
市役所を訪問したのは5月にあった、子どもたちがまちづくりを語り合うイベント「まきトーーーク」の代表メンバー6人。イベントで小中高校生18人から出た意見を基に、交通の課題や中心市街地の活性化策などを斎藤市長に伝えた。
中瀬公園を子どもから大人まで楽しめる施設にするため、「そり立つ壁」といった独自性ある遊具の設置や北上川を生かした水上アスレチックの整備を提案。歩行者が安全に横断できるようJR石巻駅前と石巻小近くの信号の改善を求めたほか、交通をテーマにした意見交換会の実現を要望した。
斎藤市長は公園づくりについて、県石巻合同庁舎跡地(石巻市東中里1丁目)に整備を計画している広場を挙げ「皆さんが楽しいと思える、健康づくりもできる公園にしようと思っている」と返答。「子どもたちの意見も大切にしてさまざまな施策を進めていく」と述べた。
市桜坂高3年佐々木静花さん(17)は「市長は子どもも対等な一人の人として対応してくれた。考えを伝えて良かった」と話した。
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