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消火技術、競い合う 石巻・河南地区消防団、演習4年ぶり

可搬ポンプを使用して放水する消防団員ら

 石巻市河南地区の消防団演習が8月27日、市河南西中校庭であった。消防団員が操法の速さや正確さを競った。

 演習は消防精神を養い、機械器具の操作技術を高めることなどが目的。河南地区の消防団員240人が参加した。可搬ポンプとポンプ車の操法、回れ右や点呼などの規律を競う小隊訓練の3種目を演習した。

 審査の結果、可搬ポンプの操法では第2分団第1部(笈入班)、ポンプ車操法では第5分団第2部(広渕町班)、小隊訓練では第1分団(北村地区)が1位に輝いた。総合優勝は第2分団(前谷地・和渕地区)だった。

 後藤嘉則市消防団長は「演習は災害現場で迅速、安全に活動するために必要な訓練。地域防災に貢献してほしい」と訓示した。

 演習は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりだった。

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