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認知度向上へフェス参加 みちのくGOLD浪漫推進協総会 コンテンツ開発にも力

今後の方針を共有した推進協議会総会

 宮城、岩手両県の産金の歴史や文化を伝える文化庁認定の日本遺産「みちのくGOLD浪漫(ろまん)」の推進協議会は8月31日、本年度総会を石巻市開成の市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)で開いた。

 GOLD浪漫には昨年7月、石巻市の「金華山詣(もうで)」と「金華山道」が追加認定された。総会を同市で開くのは初めて。構成する6市町の首長や担当職員ら22人が出席し、前年度の事業報告や、本年度の事業計画など5議案を承認した。

 本年度は11月に東京都八王子市で開かれる「日本遺産フェスティバルin桑都・八王子」に参加し、認知度上昇を図る。コンテンツの開発やガイドの育成などにも取り組む。

 協議会会長の遠藤釈雄涌谷町長はあいさつで「さまざまな状況の変化に柔軟に対応し、ひとつひとつ事業を積み重ねて魅力あるみちのくGOLD浪漫に成長させたい」と意気込みを語った。

 役員改選では、石巻市の斎藤正美市長が理事に新任された。

 GOLD浪漫は2019年5月に文化庁が認定。現在は石巻市、気仙沼市、涌谷町、南三陸町、陸前高田市、岩手県平泉町の文化財や民俗資料で構成する。

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