石巻市９月定例会、７日開会　市、補正一般会計など26議案発表

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　石巻市は４日、７日に開会する市議会９月定例会に提出する２６議案を発表した。１５億３１５３万円を追加する２０２３年度一般会計補正予算案（累計７７８億５９１２万円）や２２年度の決算認定などを提出する。

　補正予算では「アートを活（い）かしたまちづくり事業費」に５７００万円を計上した。昨年のリボーンアート・フェスティバル（ＲＡＦ）に参加した現代美術家川俣正さんによる作品「石巻タワー」の中瀬への新設と常設展示を補助金で後押しする。さらにトリックアート作品を市内２カ所に設置するほか、現代美術家の講演会も企画し、幅広い年代の誘客を図る。

　障害児・者の歯科診療の体制拡充に１００万円、石巻市民球場のフェンス腐食に伴う改修費として６００万円を措置した。

　新型コロナウイルスワクチンの接種後に死亡し、国の予防接種健康被害救済制度で認定を受けた遺族に対する給付金４４４１万円を専決処分した本年度補正予算も説明する。

　条例議案は、民間認定こども園の開設に伴い２４年３月末で廃止する稲井幼稚園と井内保育所に関する条例改正案など５件。会期は２７日までの２１日間の予定。