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カーシェアへの支援継続を 石巻の11団体、市に要望書提出

石巻市内のカーシェア会11団体が、石巻市に支援継続にかかる要望書を提出した

 地域住民が車両を共同利用する「コミュニティ・カーシェアリング」への支援継続を求め、石巻市内のカーシェア会11団体が8月31日、石巻市役所で斎藤正美市長に要望書を提出した。

 コミュニティ・カーシェアリングは、日本カーシェアリング協会から車を各地区で1台ずつ借り受け利用し、必要経費は利用者で分担する仕組み。市内のカーシェア会は、市の地域互助活動促進事業助成金や住民自治組織交付金などをそれぞれ活用している。

 要望書提出には11地区の会長ら約20人が出席。5カ年の助成金対象期間のうち、7団体が最終年度を迎えることを報告し、助成期間の延長や、ボランティアドライバーなど運営の担い手確保、予約型デマンド交通導入の検討など要望した。

 あゆみ野カーシェア会の草島真人会長は「高齢者の交通手段確保だけでなく、交流推進の側面もある。財政や継続性に心配なく活動できるよう、仕組みの検討もお願いしたい」と話した。

 斎藤市長は「カーシェア会によるコミュニティーづくりの役割は大きく、感謝している。助成対象期間について考慮していく」と述べた。

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