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色彩模様いしのまき <黄金色> 揺れる稲穂、実りたわわ 秋の田園 (石巻市)

収穫期を迎えた田んぼ。生育が進み、日に日に黄色みを増していく

 収穫を間近に控えた稲穂がじゅうたんを敷き詰めたように実る。石巻市河北地区の水田を見渡すと、一帯が黄金色に色づいていた。

 いしのまき農協管内では本年度、約6500ヘクタールに主食用米が作付けされた。品種はひとめぼれが約7割、誕生から60年を迎えたササニシキが約2割と2品種で9割ほどを占める。残る1割にはつや姫、だて正夢などが続く。

 同農協によると、春から気温が高めに推移したことや夏の暑さで、例年より1週間近く生育が早まった。一部では既に刈り取りが始まったといい、ピークは今月中旬ごろを見込む。各地に広がる水田は、水を張った田植え前や夏の鮮やかな緑色、秋の黄金色と、季節ごとの表情を見せる。

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