学校のプール開放、暑すぎて半分中止 ゆぷと屋内プールの活用検討 東松島市議会
東松島市議会9月定例会は12日、本会議を開き、一般質問を続けた。市内小中学校プールの今年の夏休み中の開放について、市は、記録的な猛暑の影響で開放日が7日程度にとどまったと明らかにした。
7月21日~8月21日の32日間のうち、市内全11小中学校でそれぞれ13日間前後の開放が予定されていた。市によると、気温や湿度などから算出する「暑さ指数」が31度を超える時や、水温と気温の合計が65度を超える場合は外での活動が危険とされ、開放予定日の半分ほどは中止した。
市は今年、初の取り組みとして8月14~18日のうちの4日間、小学生を対象に市健康増進センターゆぷとの屋内プールを無料開放。平均で1日約60人が利用した。
市教委の志小田美弘教育長は「来年以降も高温の夏が続くと予想され、夏休みのプール開放は時間帯などを検討する必要がある。ゆぷとの活用の在り方も検討していく」と述べた。
市はデマンド型タクシー「らくらく号」について、2022年度の利用者が前年比2415人増の2万9838人だったと説明した。現在は月~土曜の週6日運行し、日曜、祝日の運行に関しても利用者へのアンケートを実施している。
土井光正、井出方明、石森晃寿、大橋博之、阿部勝徳の5氏が質問した。
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