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心も体も軽やかに 東松島でレクダンス教室 最年長94歳「ずっと続けたい」

阿部さん(右)の指導でレクダンスに臨むメンバー。手前左が94歳の後藤さん

 懐メロや演歌、童謡などに合わせて簡単な踊りを楽しむレクダンス。上納地区センターで毎月第1、3水曜日に開かれるレクダンス教室「ケセラセラ」には、大曲地区の74~94歳の女性21人が登録している。

 元保育所長で、レクリエーション・インストラクター中級の資格を持つ阿部悦子さん(76)が、2017年3月に始めた。出席率は高く、メンバーは「水曜日が待ち遠しい」と口をそろえる。大雨だった6日も8人が元気に参加した。

 開設当初から通う近くの後藤みや子さんは最高齢の94歳。「病院にも行っていないし、薬も飲んでいない。どこも痛くない」と話す。今も月に10日ほど、市内にあるおいの仕出し店で調理を手伝う。「みんなの顔を見て、おしゃべりするのが大好き。ずっと続けたい」と笑った。

 「当初は『100歳を目指して』と話していたが、皆さんとても元気なので一緒に110歳を目指すことにした」と阿部さん。健康づくりにつながる手遊びやミニ健康講話も喜ばれている。

 大病を患った後に通い始めた人やバイクで乗り付ける85歳もいる。18日の「敬老の日」も元気に迎えられそうだ。

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