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大谷地小児童の植えた稲、実る 刈り取りに充実感 来月26日に販売も

実った稲穂を刈り取る大谷地小の児童たち

 石巻市大谷地小(児童103人)の1~6年生が13日、春に自ら植えた稲の刈り取り体験をした。地元の老人クラブやPTAが協力し、校舎に隣接する田んぼで刈り取りや落ち穂拾いをした。

 児童たちは縦割りで6班に分かれ、約10アールの田んぼで作業した。4~6年生は鎌を使って稲を刈り、1~3年生は落ち穂を拾った。

 品種はひとめぼれで、5月に児童たちが田植え体験をした。収穫した米は児童たちが自宅に持ち帰って味わうほか、10月26日には道の駅「上品の郷」で3、4年生が販売予定。

 6年の佐藤壱蕗(いぶき)君(11)は「毎年恒例の行事として、各学年だけでなく、地元の人たちと協力して稲刈りができた。10月には『大谷地米』として販売するので、おいしく食べてもらいたい」と話した。

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