バイオマス発電 石巻の小学生15人、理解深める ひばり野発電所を見学
石巻の自然・文化・歴史を体験する「ふるさと子どもカレッジ」(石巻市教委主催)が同市潮見町の石巻ひばり野バイオマス発電所であり、市内の小学生15人が再生可能エネルギーへの理解を深めた。
所員が「木材ペレットなどを燃やして蒸気を作り、タービンを回して電気を作る」と発電の仕組みを説明。児童たちはボイラー施設や燃料置き場、蒸気を使って発電する実験を見学した。
年間発電量は市の人口の約3倍に当たる一般家庭17万世帯分相当の5億3000万キロワット時を想定している。
参加した向陽小6年の佐藤希美さん(11)は「1分間にたくさんタービンが回っていると聞いて驚いた。発電について詳しく調べてみたい」と話した。
発電所は2020年着工。22年10月に試運転を始め、今月中に営業運転を開始する予定。
子どもカレッジは9日開かれた。
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