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暑さ避けられ快適 早朝、牡鹿半島でシーカヤックツアー 11月上旬まで開催

雨が上がり、虹が架かる荻浜の湾内。早起きしたかいがある景色を楽しめる=5日午前6時10分ごろ

 記録的な暑さが続く中、気温が上がる前の早朝に石巻市の牡鹿半島でシーカヤックを楽しんでもらうツアーが行われている。夜明け前の静寂、日の出、朝焼けなど、早起きしないと目にすることができない景色を満喫できる。

 ツアーは気温が涼しい日の出前後に出発。十八成浜や荻浜の海を、スタッフが先導し、カヤックでゆったり進む。日が高く昇っていないため、強い日差しにさいなまれることなく、静かな海を堪能できる。貸切プランで、他の参加者に気兼ねせず楽しめる。

 半島を拠点にシーカヤック体験などを展開する「なかのカヤック」(同市十八成浜山下)が主催する。代表の中野可菜さん(36)=石巻市=が友人から「早朝、カヤックに乗ってみたい」とリクエストされたことが、企画のきっかけ。

 朝焼けでピンクやオレンジ色になった海面や穏やかな日差し、活動し始めた魚群が作る波紋など、朝ならではの魅力に出合える。多くの人に自然の豊かさを味わってもらえるとツアー実施を決めた。

 中野さんは「すてきな景色に出合えるツアーなので体験してくれたらうれしい。早起きしたかいがあると感じてくれるはず。アウトドア経験が少ない方も歓迎したい」と話した。

 ツアーは11月上旬まで開催する。5歳以上が対象で、定員5人。費用は1人1万円前後。軽食の有無など参加プランによる。予約は公式ウェブサイトhttps://nkn-kayak.comで受け付けている。

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