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アート巡り、石巻の魅力知るきっかけに 地図付き手引きを制作 社団法人RAF

石巻市内の施設で配布している小冊子

 石巻市の一般社団法人リボーンアート・フェスティバルは、同市を舞台とした現代アートと音楽、食の総合芸術祭「リボーンアート・フェスティバル(RAF)」の作品や、東日本大震災伝承施設などを紹介する小冊子「石巻アートの手引き」を制作した。アート作品巡りをきっかけに街の魅力を知ってもらう。

 現在鑑賞できるRAFの作品6作の展示場所や解説を記したほか、石巻地方の文化や震災関連施設の情報を盛り込んだエリアマップを載せた。両面カラー刷りのB3判で、B6判に折り畳んである。

 RAFにはこれまで来場者から「展示場所が分かりにくい」「地図が欲しい」といった声が上がっていた。ウェブサイトでも案内を出していたが、要望に応え、一覧しやすい紙媒体で打ち出した。

 特に問い合わせが多い荻浜地区の白鹿の像「White Deer(Oshika)」には、駐車場への道順を案内する動画のリンクをQRコードで掲載。併せて周辺住民や漁業者に配慮した鑑賞を呼びかける。

 RAF事務局の志村春海さんは「RAFだけではなく石巻市全体の魅力を知ってもらうきっかけになれば」と話した。

 小冊子は市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)や旧観慶丸商店など市内の観光・文化施設で配布しているほか、法人のウェブサイトからダウンロードできる。

おでかけのおともに! 「石巻アートめぐりの手引き」を発行 | Reborn-Art Festival

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