子育て応援 ベビスマ石巻、フェスタ4年ぶり つながる場に
妊娠期や子育て中の親子が仲間や支援とつながる機会をつくる「いしのまきマタニティ・ベビーフェスタ2023」(NPO法人ベビースマイル石巻主催)が、石巻市蛇田公民館で開かれた。市内外の親子が参加し、楽しみながら子育てに理解を深めた。
新型コロナウイルスの影響で開催は4年ぶり。子どもたちによる「はいはいレース」やお菓子のつかみ取りなどのイベントを用意したほか、子育てにまつわる商品などを紹介する企業ブースも設けた。
一般社団法人県助産師会の根本靖子さんが「楽ラク育児のためのよりよいパートナーシップ術」と題して講演。育児をする上で心と体を楽にする考え方や、夫婦間のコミュニケーションの取り方を動画やスライドを使って紹介した。
東松島市矢本から参加した会社員の西村はるかさん(33)は「子どもがはいはいをできるようになったので参加した。いろいろなイベントやブースがあって楽しかった」と話した。
イベントは17日にあった。代表を務めたベビースマイルの渡部琴乃さんは「徐々に規模が大きくなっている。子育てに役立つ企業や支援があることを知る機会にしてほしい」と語った。
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