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石巻・新山神社で奉祝祭 社殿再建祝い、神楽舞う 震災の津波で流失

社殿の完成を祝い神楽を奉納した

 東日本大震災の津波で流失した石巻市雄勝町の新山神社の社殿の完成を祝う奉祝祭が22日に開かれ、新しい社殿を見に多くの参拝客が訪れた。

 社殿は2012年に建てた仮設の木造本殿などを生かしながら整備。国重要無形民俗文化財の雄勝法印神楽が奉納され、神楽保存会が「道祖」などを舞った。

 神社は今後、12年を最後に中止していた奉祝祭を復活する予定。大槻敏也神社総代長(65)は「地域に愛される場所になってほしい」と話した。

 この日は雄勝地区の道の駅「硯上の里おがつ」で海産物を販売する「おがつ海鮮まつり」などもあり、雄勝一帯が祭りで盛り上がった。

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