閉じる

辰年の平和、願い託す 年賀はがき販売始まる 石巻郵便局

年賀はがきと干支の土鈴を受け取る市民(左)

 2024年用の年賀はがきの販売が1日、全国一斉に始まった。石巻市南中里3丁目の石巻郵便局では、多くの市民がはがきを買い求めに足を運んだ。

 ディズニーキャラクターがデザインされたインクジェット写真用を50枚購入した同市鹿妻北の会社員阿部由美さん(58)は「良いことがあるかなと思い、毎年発売初日に購入している。1年間平和に過ごせるよう願いを込めて、東京と仙台にいる孫や県内の友人に送りたい」と話した。

 石巻郵便局は50枚以上購入した先着50人には来年の干支(えと)である辰(たつ)の土鈴を贈った。

 畠山智局長(59)は「年賀状は日本の文化。メールと違い、そのものが届く良さがある。年賀はがきを使ってぜひ新年のあいさつをしてほしい」と語った。

 1日は人気キャラクター「ちいかわ」が描かれた年賀はがきやグッズも発売された。はがきを購入した大崎市古川の女性(29)は「年賀状は10年くらい出していないが、せっかくだから友達に送ってみようかな」と話した。

 年賀はがきは無地(63円)や塩釜みなと祭りの絵が入った寄付金付きの宮城県版(68円)など6種類の他、裏面に絵やあいさつが印刷されたお手軽年賀はがき20種類以上を販売する。

 12月15日から投函(とうかん)を受け付け、25日までに投函すると元日に配達される。

関連リンク

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫

ライブカメラ